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愛を分かち合いたい♪

愛を分かち合いたい♪

夫婦の絆・・・




【夫婦の絆・・】(5/31の日記より)

我慢をしていたわけではない。

ただ、自分を保つので精一杯だった。

明るく笑顔で家族に接しているのだけで、いっぱいいっぱいだった。

でも、一人になる瞬間が怖かった。

お風呂・・おトイレ・・

そのたびに、こらえている何かが
溢れ出すかのように、涙がこぼれてくる。

でも、そんな私に気づいていた旦那さん。


旦「いいんだよ・・・


無理しないで・・・・」



子供たちが寝た後

旦那さんが私の手を握って言ってくれた。




その言葉が、私の心の箍を取った。

溢れ出して止まらなくなった。

大きな声で泣いた。

泣きながら、きっとなんて言っているかわからなかったと思うけど
色んなことを話した。

自分の気持ち、気づかないうちに失ってしまった赤ちゃんへの思い。

もし、私が子宮内膜症の治療をちゃんとしていたら。。

もし、私がまだ30代だったら。。

もし、私が風邪なんてひかないで基礎体温がちゃんと測れていたら。。

もし、私が精神科の薬を飲んでいなかったら。。

もし、私がもう少し早く病院に行っていたら。。

もし、私が妊娠したら困るなぁ~なんて一度も思わなかったら。。



ちゃんと育って、生まれてこれたかもしれない。



いつものように、旦那さんは何も言わずに
手を握って話を聞いてくれていた。

時々私の涙をティッシュで拭いてくれながら・・・。



旦「kazuminは優しいから・・

優しすぎるから・・

だから自分のせいにしちゃうんだね。

でも、それも今日までだよ。

自分のせいにするのは・・。
もし・・って考えるのも・・。


来月中に鎌倉の○○に行こう!
お地蔵さんを作ってもらおう!

そうすれば、抱きしめてあげられるし
供養もできるよ。
2年間、ずっとまつられているんだよ。
その後は、天国で俺たち家族を見守ってくれているんだって。

そうしよう!」


いつの間にか調べたんだろう・・・。

嬉しかった・・


本当に嬉しかった・・。

抱きしめてあげれなかった事が
愛おしいと思う瞬間もなかった事が辛く悲しいって事を

わかってくれたんだ・・・


男の人にはわからない・・・なんて決め付けて
何も気持ちを話さないでいた自分が
愚かに思えた。

まだ細胞の状態で、「命」と呼べないと医師は言っていたけど

私たち夫婦にとっては、大事な4人目の子供だった。

それがはっきりしたら、
心が頭をあげてくれたような気がする。

水子地蔵なんて、あまりよく知らないけど、
形にしてしまったら、もっと悲しい気持ちになるかも知れないけど

でも、この悲しみを乗り越えるには必要なことのような気がする。

旦那さんの言うとおり、

来月、行ってみようと思う。

旦那さんに話さないでおこうと思った色々な気持ちは

やっぱり一人では抱え込めるものではなかった。。。。

旦那さんはわかってくれたし、もっと早く飛び込んでしまえばよかった。

弱いくせに強がりな自分・・・

旦那さんに心配かけたくないと思っていても
まったく逆だった。
かえって心配をかけていた・・。

そういうことを、私は

亡くなった赤ちゃんに教えられたんだね。







子供たちには話さないでおいたほうがいいのか・・
それがまだわからない。




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